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2006年08月03日

ODA『複雑な気持ち』

昨日、友人(ベトナム人) に付き添って山岳地帯へ行ってきました。
久々の山岳地ですが、やはり高い山は気持ちが良いですね♪

sangaku.jpg

朝6時出発で夜中11時に戻るちょっとハードなスケジュールでしたが楽しかった。

目的は知人の公共工事の仕事を取る為。
知人は建築系で、私と同じ40代。
それに同行したのが三人の70歳になるお爺さん達でした。

3人とも、街の道路脇のカフェでゆっくりとコーヒーを啜っているような普通のお爺さんでしたが、実はかなりの実力者?

と言うのも今回の仕事は、日本ODAプロジェクトの一部の仕事をもらというもの。
ある省の山岳地帯の少数民族の村を造るというプロジェクトで、既に工事はスタートしており、住人に分け与える為の家屋を建築中でした。

何とその新興地には3,000軒の住居を建てる予定だそうです。
という事はどんなに低く見積もっても1万人以上の村になるよな。

oda.jpg
(建築中の家屋)

友人はその村の、学校、診療所、市場、郵便局など公共系に建物を造るのだそうで、三人のお爺さんがその仲立ちをしてくれているのだそうです。
現地お役所の幹部との話し合いもトントン拍子に進んでいました。
今回はベトナムOBの実力をまじまじと見せていただきました。
凄い!
やはりベトナムはネットワークの世界ですね。

またもっと凄いのは、私の友人は農民からの成りあがりですが、数年でココまでのネットワークを作ったのも偉い!
ベトナムは共産党員の親族関係でガチガチに固められているのが現状ですが、名も無い農民からこれだけ這い上がるってのはめったにない事です。

というわけで、友人は直請けで仕事が取れそうな感じです。




しかし今回の付き添いで気になった事もありました。
それはその地域で暮らす住民のことです。
これまで点在して暮らしてきた住人を1ヶ所に集めたら彼らの仕事はどうするのだろう?
こんな山奥の集落では、これと言った産業があるわけでもないし…
これまでは牛を飼ったり、山間の産物を採って暮らしていた生活からガラッと変わるわけですし、果たして彼らが都市郊外型の住宅地でどうやって暮らしていけるのでしょうか?

学校にも通えなかった子供達が学問を学べるようになることや、病気の時に診察を受けられるのは良いことなんですが…

ベトナムのお役所はその辺もちゃんとフォローできるのかな?
なんだか複雑な気持ちになってしまいました。




現在の現地住民の暮らし
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posted by ぎのざ at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナムの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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